世間をにぎわせている例の「クローン問題」。著作権侵害についてはコチラ。
実際にプレイしてみましたが、とても楽しいですね。これはぷよVS(非公式ぷよ)に変わるものとして新たなツールとなりそうです。で、なのですが、どうも皆さん、そのクローンさんのアグレッシヴなコメントに手を焼いているようで、ありえない推測まで生まれてしまっていますね。まあ実際ここの運営会社は汚れた金を掻き集めてて、一度クローンゲーの大会を開催して賞金として汚れた金を浄化するんだとか、まあ頭の良い人の考える事は本当に頭が良いんだか実は悪いんだか、分かりません。でもゲームは事実、こうやって無料でプレイ出来ますし、そのレスポンスはぷよ通のソレと言えるほどの狂気を感じました。ぷよぷよをスポーツに仕立て上げ、競わせて、今までセ○が完全に捨て去った回して落とす方の「ぷよぷよ」を拾い上げた形になったのですから、そして一番面倒な部分を解消しつつ競わせやすい形を作り上げたのですから、まず功績は大きいでしょう。なのにやはり世間の目は冷たい。会社が胡散臭いからなのでしょうか?アルル達が回してないからなのでしょうか?今あるぷよ通コミュニティが崩壊するからなのでしょうか?
ハッキリ言って、どうにもならないと思います。
セ○は「あなたの会社ごときでは、ぷよぷよだけを切り取って成功させることは決して出来ない。大事なのはキャラクターですから、今まで守ってきたぷよぷよブランドだけは傷つけないでくれ」といいました。どの口が言うかクソ豚がと思いますが、ここで安直に見えてくるのが「テコ入れしたけどぷよぷよは流行らなかった」という図。下手ではありましたが、セ○がぷよぷよを一生懸命作っていたのはシリーズの数を見れば一目瞭然。過去作を「分かっている風味」に神経逆撫でするようなものばかりですが、それでも素晴らしいところも多い。で、ぷよはやっぱり飽きられる。飽きられた。残ったのはやっぱりキャラクターなんですよ。味付けし続けられれば、永遠に年貢システム・・・もとい、コンテンツを生かし続けられる。
なんでぷよは何度も飽きられてしまうのか、それは敷居の高さなのでしょうか?
そうではなく、分かりやすい、面白いゲームはそれだけ熱も冷め易いものです。仲間が居なければ回し続ける意味も無い。たまに、年に数回やるだけなら、誰だってやってます、今もきっと。でも毎日起動して切磋琢磨はちょっと正気か?と。だからセ○はルールを変えずにキャラだけ増減させてリリースし続けるべきだったのです。もういい加減にせぇやって言われますが、そんなのビートマニアだって同じです。もう23作目です。味付けだけ変えて何度も出したら良いんです。でもそれよりも安定して稼げるコンテンツがある、ぷよぷよがオセロや囲碁将棋に匹敵する安定した面白さを秘めていたとしても、セ○がそんな慈善事業をするとは思えない。当然の流れです。過去作が集大成で、それを当時とは違うメーカーが権利を持ってるという今が非常にややこしく、ぷよ通愛好家とぷよらーを一緒くたにするのも危険です。危険だったじゃないですか、ぷよVSが開発し直された時点で。元々相容れない部分を何とかしてコミュニティという輪で誤魔化して(場合によっちゃ創作勢も含めて)やってきた苦労を返せと言われたって誰に言えばいいんだってほんと誰に言えば良いんでしょうね私はそんなの知りませんよ。
ぷよらー、創作勢(同人勢)を含めた我々には様々な色があります。それだけでなく、今、第三の公式が生まれようとしています。創作はするけどぷよ対戦会に顔を出す腕前の人・・・。即売会で行われてた内輪ノリのぷよ大会がいつの間にか大きくなってしまい、完全に別物に成り果てましたね。今、どう思っているんでしょうかね。イベントをやりながらぷよ対戦が見れるあのゆるい感じが無くなったのは非常に残念ではあります。
ガチぷよらーだけどSweetSpriteさんの同人欠かさず買ってます、って方。こういう人が一番闇を抱えやすいでしょうね。どちらの世界も知っている、だから知らなくてもいい事も沢山知ってます。せめてウチの頒布物で発散してくださいね・・・。
同人もぷよもやらないけど、コンパイルのノリが好きだった人。こういう人が欲しかったのは「コンパイルナイト」のようなイベントそのもの。この第三の勢力は普段は普通の一般人で今はゲームすらされていない場合が多い。元社員さんが活発なら、もっとこういうイベントは2年に一度程度で行うべきだと思います。
様々な色があって、みんな愛し方も愛す場所も違う。今回の件はほんの一部の方達にだけ影響があって、そもそもゲーセンに通う「対戦会コミュニティ」にすら影響は及ぼさないと推測できます。ぷよ通が好きでコミュニティが好きならルールが通用するだけでスタンスが全く異なるはず。クローン勢がゲーセンに適応するための対戦会もこれからあると良いですね。
そうして我々創作勢はこれからもセ○様の城下町でひっそりと生きていくのです。ここを出て行くという選択肢がありませんから。